川畑哲哉県議はなぜダンサーを依頼?ギャラや公費(費用)の額はいくら?

川端哲哉の画像

こんにちは!

またまた政治家の不穏なニュースが飛び込んできました。
川畑哲哉県議の不適切な懇親会問題が物議を醸しています。

川畑哲哉議委員が企画・準備したとされる懇親会で
過激衣装ダンサーを招いた理由や、その費用について
掘り下げて調べてみました。

ぜひ最後までご覧ください。

目次

自民党青年局の会合での不適切な懇親会問題


出典元:https://www.sankei.com/article/20240308

今回問題になっている内容は、
産経新聞の記事でこのように発表されています。

近畿の自民党若手議員らが参加した昨年11月の会合で、主管した党和歌山県連が下着と見まがうような露出の多い衣装をまとった複数の女性ダンサーを会場に招いていたことが8日、関係者への取材で分かった。産経新聞が入手した動画には、ダンサーに口移しでチップを渡す参加者の姿も。費用は党本部や県連が支出したが、公費が含まれている可能性がある。

引用元:https://www.sankei.com/article/20240308-6GVTS6JEDBIJFHCO6K66WDYEU4/

他のニュース記事も調べた中で
今回の問題となった事柄をざっくりまとめますと、

・自民党青年局の近畿ブロック会議後に懇親会が開かれた
(会場は和歌山県和歌山市「ホテルアバローム紀の国」)

・参加者は計40人ほど(国会議員も参加していた)
・下着のような露出度の多い衣装の女性ダンサーが登場
・参加者とボディータッチする場面もあった
・費用には公費も含まれている可能性がある

 

懇親会の内容だけ見ると
目に余る光景が想像できるのは私だけでしょうか。
ネット上では、懇親会参加者の膝に女性ダンサーが座り、
首に手を回し、親しげに見つめ合っているような写真もあります。

これだから政治家は・・・。
今回もそんな声が聞こえてきそうですね。

川畑哲哉県議はなぜダンサーを依頼したのか

川畑哲哉県議
出典元:https://news.yahoo.co.jp/articles/

この懇親会を企画・準備をしたのは
和歌山の川畑哲哉県議だそうですが、
そもそもなぜダンサーを懇親会に招待したのでしょうか?

今回開催された懇親会前の会議では
「ダイバーシティ」がテーマになっていたそうです。

「多様性」に関連づけた懇親会にしようとしていたのならわかりますが、
そこからなぜ下着同然の女性が登場する事態になるのでしょうか。

取材に応じた川畑哲哉県議は、
なぜダンサーを呼んだのかの理由に対して
彼女たちは世界的に活躍するダンサーであり、多様性の表現として出演を依頼した
と答えています。

またANNの取材は
・どのようなジャンルのダンスなのか
・衣装について事前の認識はあったのか
の質問に対しては

・モダンダンスやゴーゴーダンスといったジャンル
・下着というよりかは水着という認識
と話されていました。

つまり、川畑哲哉県議がダンサーを依頼したのは

多様性というテーマにかなうかどうか
・和歌山とのゆかりがあるかどうか
・問題提起としてインパクトがあるかどうか

を中心に検討されたということです。

懇親会の内容に関係者からも強い批判があったようですが、
それはそうですよね。笑

藤原崇と中曽根康隆がなぜ辞任?

藤原崇と中曽根康隆の画像
出典元:https://www.sponichi.co.jp/society/news/2024/03/09

この懇親会には国会議員の
自民党の藤原崇(ふじわらたかし)青年局長と
中曽根康隆(なかそねやすたか)青年局長代理が参加しており、
今回の騒動を機に辞任しています。

懇親会の企画には関わっていないようですが、
当日参加した時の様子を記者から厳しく追求されています。

「女性の身体に触ったか?」の質問に対して
藤原議員は「身体には触っていない。」と回答していますが、

「万が一触っていたら議員を辞職するか?」の質問には
「今の時点では私の口からは言えない。
今の認識(当時の記憶でという意味)では触っていないという認識。
その認識が変わることは基本的にはない。万が一”記憶違い”があったら全てを無にする。
と話していました。

当時の様子はかなりグレーですが、
参加者が女性ダンサーと
ボディタッチしている写真も一部出ているので、
藤原議員と中曽根議員が女性の身体に触っていたという可能性も十分にあります。

確実にそのような事実が無かったと証明できなければ
やはり辞任という処分は避けられないですよね。

懇親会に使われたダンサーへのギャラや公費(費用)はいくら?

会見発表のあった2024年3月8日の会見では
「公費は出ていないと確認している」と発表していましたが、

公費が含まれている可能性があると伝えている記事も見つけました。

費用については、党本部や和歌山県連の予算から事業費を支出した。
党本部には政党助成金が支給されており、
和歌山県連も例年、党本部から交付金を受け取っているため、
費用の一部に公費が使われている可能性が高い。

引用元:https://www.sankei.com/article/20240308-6GVTS6JEDBIJFHCO6K66WDYEU4/

もし公費が使われているとしたら、いくらかかっているのか?
昨年11月に注目された「政治資金問題」の「政治資金パーティ」収入から
推測してみることにしました。

政治資金を集めるために行われる「政治資金パーティ」というものがあるそうですが、
そのパーティに参加するために、参加者は一口2万円程度のパーティー券を購入するそうです。

自民党の派閥が
2021年までの4年間にあわせておよそ4000万円分の政治資金パーティーの収入
政治資金収支報告書に適切に記載していなかった。という事実も発覚しています。

もし今回の懇親会でもこの政治資金パーティーの収入が使われていたと考えると、
2万円×40人=80万円

懇親会は強制参加ではないみたいですが、
今回は会議出席者のほぼ全員(40〜50人)が懇親会にも参加したようですので、
少なくとも80万〜と考えます。
さらに世界的に活躍されるダンサーならこの額では収まらないですよね。

今回の懇親会に政治資金パーティー券が使用されているかどうかは
分かりませんが、明細が報告されていない懇親会費用もたくさんあるとのことなので、
公費の一部として使われ、ダンサーへのギャラもそこから支払われている
可能性は十分あるのではないでしょうか。

この会合についての世間の反応

今回の懇親会問題に対して
世間ではどのような反応があるのか調べてみました。

手取り16万円とか18万円の非正規公務員として人を安く使い捨て、訪問介護の基本報酬も引き下げておいて、自分たちは数百万、数千万の裏金をつくり、公費を含む党の費用で「過激ダンスショー」とは呆れます。

多様性の表現のために呼んだんだって。セクシーなダンスみて口移しでチップ渡したら多様性の何がわかるんだよ。 多様性も女性活躍も少子化もお飾りなのよね、この人たちからしたら。 怒りしかない。 こんなことに公費使われて良いの?

国際女性デーにこのニュース。催事そのものも問題だが、これを「多様性の表現」と言い訳する自民党議員のセンスは終わっている。

みなさんこのニュースを見て怒りや呆れを吐露していました。
私も含めですが、税金を納める立場からするとごもっともなご意見ばかりです。
政治資金問題がなくなる日は来るのでしょうか。

まとめ

ということで
今回は、川畑哲哉県議はなぜダンサーを依頼した理由と
費用について記事を書いてみました。

まだまだ政治の世界の問題はたくさんありそうですね。
新しいニュースが入ってきましたらまた記事にしてお届けしたいと思います!

最後までお読みくださりありがとうございました。

 

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